⏰ 調理時間25分
🍽 2人分
🍺 甘酢・とろみ・ごはんが進む
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約480kcal/たんぱく質28g・脂質28g・糖質24g
🍽 全量(2人分):約950kcal/たんぱく質56g・脂質56g・糖質48g
鶏肉とナスを揚げ焼きにして、甘酢あんを絡めます。酢豚に近い味です。片栗粉は合わせだれに最初から混ぜておくので、あとから水溶き片栗粉を作る必要がありません。
材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚(約300g)
- ナス:2本(約160g)
- ピーマン:2個(約70g)
- 玉ねぎ:1/4個(約50g)
- 片栗粉(鶏肉用):大さじ2
- サラダ油:大さじ4
- 塩こしょう:少々
- 【A・合わせだれ】水:150ml
- 【A・合わせだれ】ケチャップ:大さじ2
- 【A・合わせだれ】砂糖:大さじ1
- 【A・合わせだれ】醤油:大さじ1
- 【A・合わせだれ】酢:大さじ1
- 【A・合わせだれ】片栗粉:大さじ1
作り方
- 鶏肉は一口大に切って塩こしょうを振り、片栗粉を薄くまぶす。ナスとピーマンは乱切り、玉ねぎはくし切りに。
- 【A】をボウルで混ぜ、片栗粉が完全に溶けるまでかき混ぜる(★理由は下の🔬で)。
- フライパンに油大さじ3を熱し、ナスを揚げ焼きにして取り出す。続けて鶏肉を皮目から、片面3分ずつ揚げ焼きにして取り出す。
- 余分な油を拭き取り、油大さじ1/2を熱して玉ねぎとピーマンを2分炒める。
- 【A】をもう一度混ぜてから加え、中火で混ぜながら1〜2分。とろみがついたら、ナスと鶏肉を戻して絡める。
おいしさのヒミツ
- 片栗粉はだれに最初から。あとから水溶きを作る手間が省け、ダマにもなりません
- 入れる直前にもう一度混ぜる。片栗粉は放置すると沈みます
- ナスと鶏肉は先に取り出す。あんの中で煮ると、衣がはがれて崩れます
よくある質問
あんがダマになります
片栗粉が完全に溶けていないか、入れる直前に混ぜ直していないのが原因です。片栗粉は水に溶けず沈むので、必ず入れる直前にもう一度かき混ぜてください。
油を減らせますか?
大さじ2まで減らせます。その場合はナスをレンジ600Wで2分加熱してから焼くと、少ない油でも火が通ります。ナスは油を吸う野菜なので、ここを工夫するとカロリーが大きく下がります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。翌日は味が染みていますが、衣のカリッと感はなくなります。温め直しはレンジ(600Wで2分)。とろみは冷えると固まりますが、温めれば戻ります。
合うお酒
ケチャップと酢の甘酢あん。中華の定番の味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——甘酢あんと揚げ焼きには、冷たい炭酸
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——あんの甘さを流したいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——中華の甘辛には、すっきりした蒸留酒も
迷ったらビール。酢豚と同じ方向の味なので、答えも同じです。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
水溶き片栗粉を別に作るのを忘れて慌てたことが何度もあって、最初から混ぜておく方式にしてから、あんかけが怖くなくなりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:合わせだれ方式(片栗粉を最初から混ぜておく)
ひとことで:調味料と片栗粉を先に全部混ぜておくと、あとから水溶き片栗粉を作る必要がなく、ダマにもなりにくい。
詳しく:中華の炒め物には2つのやり方があります。
①後入れ方式——調味料を入れて煮立て、最後に水溶き片栗粉を回し入れる。とろみを見ながら調整できるのが利点ですが、慌ただしく、ダマになりやすい。
②合わせだれ方式——調味料と片栗粉を最初から全部混ぜておいて、仕上げに一度で回し入れる。プロの中華料理人はほぼこちらです。理由は明快で、強火で数十秒で仕上げる中華では、途中で計量する余裕がないから。利点は3つ。
①手が空く——炒めることに集中できる。
②味がぶれない——先に混ぜて味見できる。
③ダマになりにくい——大量の液体に溶かしてあるので、少量の水で溶くより分散がよい。注意点は「片栗粉は沈む」——混ぜてから時間が経つと底にたまるので、必ず入れる直前にもう一度かき混ぜます。そして火を弱めてから入れる——強火のまま入れると、混ざる前に固まります。
このレシピでは:この料理は具を3回に分けて炒める(ナス→鶏肉→野菜)ので、最後にあんを作る余裕がありません。だから合わせだれ方式が向いています。手順2で先に作っておけば、あとは回し入れるだけ。「炒め物は、たれを先に作る」——回鍋肉も、青椒肉絲も、麻婆豆腐も、プロはみんなこの順番です。
段取りを変えるだけで、失敗が減ります。

