⏰ 調理時間20分
🍽 2人分
🍺 甘辛・ボリューム
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約570kcal/たんぱく質28g・脂質42g・糖質18g
🍽 全量(2人分):約1140kcal/たんぱく質56g・脂質84g・糖質36g
鶏肉とナスを揚げ焼きにして、生のトマトと一緒にハニーマスタードで和えます。熱いものと冷たいものが同じ皿に入るので、最後まで飽きません。
材料(2人分)
- 鶏もも肉:1枚(約250g)
- ナス:1本(約80g)
- トマト:1個(約150g)
- 片栗粉:大さじ2
- サラダ油:大さじ3
- 塩こしょう:適量
- パセリ(乾燥):お好みで
- 【A】マヨネーズ:大さじ2
- 【A】粒マスタード:大さじ1
- 【A】はちみつ:大さじ1
- 【A】醤油:小さじ1
作り方
- トマトはくし切り、ナスは乱切りにする。鶏肉は一口大に切り、塩こしょうを振って片栗粉を薄くまぶす。
- ボウルで【A】を混ぜておく(★はちみつが混ざりにくいので先に)。
- フライパンに油を熱し、鶏肉を皮目から並べて動かさずに3分焼く。
- 裏返してナスを加え、2〜3分焼く。キッチンペーパーで余分な油を拭き取る(★これをしないとたれが油に浮きます)。
- 粗熱を取ってから【A】のボウルに入れ、生のトマトを加えてさっくり和える(★熱いままだとトマトが煮えて、マヨが分離します)。
- 器に盛り、お好みでパセリを振る。
おいしさのヒミツ
- トマトは生のまま最後に。加熱しないので、みずみずしさが残ります
- 粗熱を取ってから和える。熱いままだとマヨネーズが分離してべたつきます
- 油を拭き取る。ナスが吸いきれなかった油が残っていると、たれがまとまりません
よくある質問
ほうれん草とささみの和え物と、たれは同じですか?
たれの方向は同じですが、料理としては別物です。あちらは茹でた野菜とささみの、軽い副菜。こちらは揚げ焼きにした鶏ももとナスの、主菜になるボリューム。同じたれでも、素材と調理法でまったく違う一皿になります。
粒マスタードがないときは?
練りからし小さじ1/2で代用できます(辛味が強いので少なめに)。マスタードの粒々した食感はなくなりますが、味の方向は近くなります。粒マスタードは日持ちするので、1瓶あると和え物の幅が広がります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。トマトから水が出るので、翌日は少しゆるくなります。トマトを入れる前の状態で保存し、食べる直前にトマトを加える形なら、水っぽくなりません。
合うお酒
はちみつとマスタード、マヨのコク。洋風の甘辛です。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——マスタードと鶏肉は、白ワインの定番です
- 🍺 キンキンに冷えたビール——揚げ焼きの油を炭酸で切りたいときに
- 🥂 スパークリングワインは、辛口をよく冷やして——マヨのコクに泡を合わせると軽くなります
迷ったら白ワイン。粒マスタードが入った時点で、洋の側の料理です。
ぴーきちのつぶやき
熱い鶏肉と冷たいトマトを一緒に和えるのは邪道な気がしていたのですが、食べてみたらその温度差が面白くて、今では意図的にやっています。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:はちみつと砂糖の違い(とろみと甘さの出方)
ひとことで:はちみつは、砂糖が分解された状態でできている。だから溶けやすく、加熱せずにとろみが出る。
詳しく:砂糖(ショ糖)はブドウ糖と果糖が結びついた形をしています。いっぽうはちみつは、みつばちの酵素によってこの結びつきがすでにほどかれた状態——ブドウ糖と果糖がバラバラで存在しています。この違いが、料理での性格を決めます。
①溶けやすい——分解済みなので、冷たい液体にもすぐ溶ける。砂糖のように「加熱して溶かす」必要がありません。
②とろみがある——水分が2割ほどしかない濃い糖液なので、そのままで粘度がある。だから和え物のたれ向きです。
③甘く感じやすい——果糖は砂糖より甘みが強いので、同じ量なら砂糖よりやや甘い。
④焦げやすい——分解済みの糖は低い温度で色づくので、加熱料理では焦がしやすい(照り焼きに使うと早く色がつく)。
⑤保水性が高い——パンや焼き菓子に入れるとしっとり長持ちします。注意点として、1歳未満の乳児には与えない(ボツリヌス菌の芽胞が含まれる可能性があるため)。
このレシピでは:この料理でマヨネーズと混ぜるたれに、砂糖ではなくはちみつを使っているのは、加熱しない和え物だからです。砂糖だと粒が残ってざらつく——冷たいマヨの中では溶けきりません。はちみつなら、混ぜた瞬間になじんで、しかもとろみが出るので絡みがよくなる。
「加熱しないたれには、はちみつ。煮詰めるたれには、砂糖」——ドレッシング、和え物、マリネを作るときの判断基準になります。

