⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 さっぱり・高たんぱく
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約250kcal/たんぱく質24g・脂質14g・糖質10g
🍽 全量(2人分):約500kcal/たんぱく質48g・脂質28g・糖質20g
ささみに片栗粉をまぶして焼き、ネギ塩だれで絡めます。脂が少ないので軽く、それでいてたんぱく質はしっかり。まず筋の取り方から。
材料(2人分)
- 鶏ささみ:4本(約200g)
- 片栗粉:大さじ2
- サラダ油:大さじ1
- 塩こしょう:少々
- 【A】長ねぎ(みじん切り):10cm分
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】レモン汁:大さじ1
- 【A】酒:大さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1/2
- 【A】塩こしょう:少々
作り方
- ささみの筋を取る——フォークの歯の間に筋を挟み、身を押さえながら引き抜く(★理由は下の🔬で)。一口大のそぎ切りにして塩こしょうを振る。
- 片栗粉を薄くまぶす(★水分を閉じ込めて、パサつきを防ぎます)。
- ボウルで【A】を混ぜておく。
- フライパンに油を熱し、ささみを動かさずに中火で2分、裏返して1分半焼く(★焼きすぎるとパサつきます)。
- 火を止めて【A】を加え、余熱で絡める(★レモンの香りは加熱で飛びます)。
おいしさのヒミツ
- 筋はフォークで。包丁より確実で、身も無駄になりません
- 片栗粉をまぶす。ささみは脂が少ないので、膜がないとパサつきます
- たれは火を止めてから。レモンの香りが残ります
よくある質問
ささみがパサつきます
焼きすぎです。片面2分+1分半が目安。そぎ切りにして薄くすると、短時間で火が通ります。片栗粉をまぶすのも省かないでください。
筋を取らなくてもいいですか?
取ったほうが確実に食べやすいです。筋はコラーゲンで、短時間の加熱では硬いまま——砂肝の銀皮と同じで、噛み切れずに口に残ります。フォークなら30秒で終わります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。お弁当にも入れやすい一品です。冷たいままでもおいしいので温め直しは不要。温める場合は短めに(パサつきます)。
合うお酒
ネギ塩とレモン、にんにく。さっぱりした塩系のおかずです。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——ネギ塩レモンとビール。焼き鳥屋の定番の並びです
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4にレモンをひと搾り——たれのレモンと同じ方向で重ねる
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——塩味のおかずには、すっきりした蒸留酒も
迷ったらビール。ネギ塩レモンが揃ったら、答えは決まっています。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
ささみの筋を包丁で取ろうとして身をぼろぼろにしていたのですが、フォークを知ってから一瞬で終わるようになりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:ささみの筋(フォークで取る)
ひとことで:ささみの中央にある白い筋はコラーゲン。加熱しても硬いままなので、フォークの歯で挟んで引き抜く。
詳しく:ささみの中央を走る白い筋は、腱(けん)——筋肉と骨をつなぐ、コラーゲンでできた組織です。コラーゲンは、長時間じっくり煮ないとゼラチンに変わりません——数分の加熱では硬いままで、噛み切れずに口に残ります(砂肝の銀皮と同じ構造です)。
取り方にはフォークを使う方法が最も確実です。
①筋の端を少し出す(包丁で軽く切れ目を入れる)。
②フォークの歯の間に筋を挟む。
③フォークをまな板に押しつけながら、筋の端を持って引き抜く。身がフォークで押さえられているので、筋だけがきれいに抜けます。包丁でそぎ取る方法もありますが、身も一緒に削れて無駄が出ます。ちなみにささみは鶏むね肉の内側にある、最も運動しない部位——だから脂質が非常に少なく(100gあたり1g未満)、高たんぱく。
そのぶんパサつきやすいのが弱点です。
このレシピでは:この料理は焼き時間が3分半と短い——筋が残っていれば、確実に硬いまま口に入ります。そして片栗粉をまぶすのは、脂の少ないささみの水分を守るため。「ささみは、筋を取って、粉をまぶして、短時間で」。この3点で、ささみ料理は失敗しなくなります。

