⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 香ばしい・ニラたっぷり
🧊 作り置き:たれのみ冷蔵3日OK
📊 1人分(推定):約200kcal/たんぱく質12g・脂質14g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約400kcal/たんぱく質24g・脂質28g・糖質12g
厚揚げを焼いて、ニラをたっぷり刻んだたれをかけるだけ。たれは作り置きできるので、覚えておくと冷奴にも餃子にも使えます。
材料(2人分)
- 厚揚げ:1枚(150g)
- ニラ:1/2束(約50g・みじん切り)
- サラダ油:小さじ1
- 白いりごま:適量
- 【A】醤油:大さじ3
- 【A】酢:大さじ3
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】砂糖:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1/2
作り方
- ニラをみじん切りにして【A】と混ぜ、10分置く(★ニラの香りがたれに移ります)。
- 厚揚げは熱湯を回しかけて油抜きし、キッチンペーパーで水気を拭く。1.5cm厚さに切る。
- フライパンに油を熱し、厚揚げを動かさずに片面2分ずつ、焼き色がつくまで焼く。
- 器に盛り、たれをたっぷりかける。白ごまを散らす。
おいしさのヒミツ
- たれは先に作って10分置く。ニラの香りが移って、まとまりが出ます
- 油抜きしてから焼く。表面の油を落とすと、焼き色がきれいにつきます
- 厚揚げは動かさずに焼く。触ると水が出て、香ばしさが出ません
よくある質問
厚揚げと油揚げと生揚げの違いは?
油揚げ=薄い豆腐を低温と高温で二度揚げして、中まで膨らませたもの(いなり寿司の皮)。厚揚げ=厚い豆腐を高温でさっと揚げて、表面だけ固めたもの——だから中は豆腐のままです。「生揚げ」は厚揚げの別名で、中が生の豆腐であることに由来します。詳しくは下の🔬で。
たれは何に使えますか?
冷奴・餃子・焼き肉・蒸し鶏・そうめんに合います。冷蔵3日持つので、多めに作っておくと便利。ニラの香りは日ごとに強くなるので、翌日以降のほうが好きという人もいます。
どのくらい日持ちしますか?
焼いた厚揚げは当日中(時間が経つと固くなります)。たれだけなら冷蔵3日。焼くのは3分で終わるので、たれを作り置きしておいて、食べる日に焼くのが現実的です。
合うお酒
ニラとにんにく、酢の効いたたれ。しっかりした中華風の味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——ニラとにんにくには、冷たい炭酸がいちばん
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——大豆の料理と米の酒は、静かに合います
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——たれに酢があるので、酸を重ねると締まります
迷ったらビール。ニラだれをかけた時点で、そういう料理です。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
このニラだれを作り置きするようになってから、冷蔵庫に厚揚げと豆腐を切らさなくなりました。かけるだけで一品になるのは強いです。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:厚揚げ・油揚げ・生揚げ(同じ豆腐からできた別物)
ひとことで:どちらも豆腐を揚げたもの。薄く揚げて中まで膨らませたのが油揚げ、厚いまま表面だけ揚げたのが厚揚げ。
詳しく:油揚げも厚揚げも、原料は同じ豆腐です。違うのは厚みと揚げ方。
①油揚げ——薄く切った豆腐を、まず低温(110〜120℃)でゆっくり揚げて中の水分を追い出し、袋状に膨らませてから、高温(180〜200℃)で表面を固めます。二度揚げによって中が空洞になるので、いなり寿司の皮になったり、煮汁を大量に吸ったりできる。
②厚揚げ(=生揚げ)——厚いままの豆腐を高温でさっと揚げて、表面だけ固めたもの。中は豆腐のままなので「生揚げ」と呼ばれます。だから食感は「外は香ばしく、中はやわらかい」。
③どちらも表面に油が残っているので、熱湯をかける「油抜き」をすると、①古い油の風味が抜け ②煮汁や味が中に入りやすくなり ③余分な脂質が減ります。使い分けは「煮汁を吸わせたい=油揚げ/食べごたえがほしい=厚揚げ」。厚揚げは豆腐より水分が少なく崩れにくいので、炒め物や焼き物にも向きます。
このレシピでは:この料理で厚揚げを選んでいるのは、焼いて食べごたえを出したいからです。豆腐だと崩れ、油揚げだと薄すぎる。そして油抜きをするのは、焼き色をきれいにつけるため——表面に油が残っていると、焼くというより揚げる状態になって、香ばしさが出ません。
「豆腐・厚揚げ・油揚げは、水分と厚みで選ぶ」。同じ大豆製品でも、狙う食感がそのまま選択の基準になります。

