⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 じゅわっと
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約180kcal/たんぱく質11g・脂質13g・糖質3g
🍽 全量(2人分):約360kcal/たんぱく質21g・脂質26g・糖質6g
紅生姜を卵に混ぜ込んで焼くだけ。紅生姜の水気を絞ってから混ぜるのが、べちゃっとさせない唯一の条件です。ソースとマヨをかければ、たこ焼き屋の味になります。
材料(2人分)
- たまご:3個(約150g)
- 紅生姜:20g
- 小ネギ:10g(約2本)
- めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1
- サラダ油:小さじ2
- 【トッピング】お好み焼きソース・マヨネーズ・かつお節・小ネギ:各適量
作り方
- 紅生姜はみじん切りにし、キッチンペーパーで包んで水気を絞る。小ネギは小口切りに。
- ボウルに卵を割り入れ、めんつゆを加えて切るように混ぜる(★泡立てると焼いたときに気泡が残ります)。紅生姜と小ネギを加えてさっと合わせる。
- 卵焼き器に油をなじませ、卵液を3回に分けて流し入れながら巻く(★1回に流す量は薄く。厚いと中が固まる前に外が焼けます)。
- まな板の上で2分ほど休ませてから切り分ける。器に盛り、好みでソース・マヨ・かつお節・小ネギをかける。
おいしさのヒミツ
- 紅生姜の汁気は必ず絞ります。あの赤い汁は酸と塩なので、残ったまま焼くと卵がゆるんで固まりにくくなります
- めんつゆ大さじ1はだしと塩気を一度に入れる近道。だしの素と醤油を別々に量る必要がありません
- 紅生姜の酸味が卵の甘さを引き締めます。砂糖を入れる関東風の卵焼きとは別物で、こちらは酒のつまみ寄りの味になります
ニラを加えるアレンジ
ニラを3本、5mm幅に切って卵液に混ぜると、香りと彩りが加わります。紅生姜の酸味とニラの香りは、どちらも強いのに喧嘩しません——紅生姜が酸、ニラが香りと、役割が違うからです。
ニラは加熱に弱く、火を通しすぎると香りが飛んで色も悪くなります。だから炒めずに、生のまま卵液へ。卵と一緒に焼かれるので、火の入り方がちょうどよくなります。ねぎの代わりにしてもいいですし、両方入れても構いません。
よくある質問
丸いフライパンでも作れますか?
作れます。オムレツのように片側へ寄せて折りたたむ形にしてください。巻けなくても、切ってしまえば見た目はほとんど変わりません。
お弁当に入れられますか?
入れられます。しっかり冷ましてから詰めてください。トッピングのソースとマヨは、汁が出るのでお弁当には向きません。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。冷たいままでも食べられますが、電子レンジ600Wで20秒温めるとふっくら感が戻ります。
合うお酒
紅生姜の酸味と、だしの効いた卵。粉ものの相棒になる味です。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——ソースとマヨをかけると完全に粉もの側の味になるので、ビールが最短の正解です
- 🍶 日本酒なら、純米を花冷え10℃で——だしの旨味と米の旨味が重なります。ソースなしのシンプルな食べ方に
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——マヨネーズの油分を切りたいときに
迷ったらビール。紅生姜とソースが乗った時点で、答えは決まっています。
ぴーきちのつぶやき
紅生姜は20gと書きましたが、目分量でいつも倍くらい入れています。焼き上がりが真っ赤になる日が、たまにあります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:梅酢(紅生姜はなぜ赤いのか)
ひとことで:梅干しを漬けたときに出る、赤くて酸っぱい液。
詳しく:紅生姜のあの色は、着色料ではなく赤しそで色づいた梅酢によるものです。梅干しを漬けると梅から水分が出て、そこに赤しそを加えるとしその色素(シソニン)が酸に反応して鮮やかな赤に変わります。この赤い梅酢に生姜を漬けたものが紅生姜。
つまり紅生姜の酸味と塩味は、梅干しの副産物をそのまま使ったものです。同じ原理で、生姜を甘酢に漬けたものが「ガリ」で、こちらは薄いピンク。色の差は漬け液の差にすぎません。ちなみに市販品には着色料で色を足したものもありますが、伝統的な製法では梅酢だけであの色が出ます。
このレシピでは:紅生姜は「酸味と塩味のついた薬味」だと考えると、料理での扱い方が決まります。塩気があるので調味料を足しすぎない、酸があるので卵と合わせると味が締まる。そして汁気を絞るのは、その酸と塩を「入れすぎない」ためです。絞った汁を捨てるのがもったいない場合は、たこ焼きソースや焼きそばに数滴入れると味が引き締まります。

