ごはんが進む・10分/作り置き:冷蔵3日OK
1人分(推定):約200kcal/たんぱく質8g・脂質14g・糖質10g
全量(2人分):約390kcal/たんぱく質16g・脂質28g・糖質20g
ピーマンを千切りにして炒め、溶き卵でとじるだけ。にんじんのしりしりと同じ作り方ですが、ピーマンのほうが苦味があって、酒に合います。
材料(2人分)
押すと消えます。買い物のときにも使えます。
- ピーマン4個(約140g)
- 卵2個
- サラダ油大さじ1
- 食べるラー油適量
- 【A】酒大さじ1
- 【A】醤油大さじ1
- 【A】みりん大さじ1
- 【A】砂糖小さじ1
- 【A】顆粒和風だし小さじ1
作り方
ピーマンは種を取り、縦に細切りにする(★繊維に沿って切ると、炒めても歯ごたえが残ります)。卵は溶いておく。
フライパンに油を熱し、ピーマンを中火で2分炒める。
【A】を加えて中火で1分、汁気が半分になるまで炒める(★水分が残っていると卵がまとまりません)。
溶き卵を回し入れ、大きくゆっくり混ぜる。卵に火が通ったらすぐ火を止める(★混ぜすぎるとぼそぼそになります)。
器に盛り、食べるラー油をのせる。
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おいしさのヒミツ
- 卵を入れる前に汁気を飛ばす。水分が多いと卵が固まりません
- 卵は大きくゆっくり。細かく混ぜるとふんわり感が消えます
- ピーマンは繊維に沿って。歯ごたえが残って、卵との対比が出ます
よくある質問
苦味が気になります
種とワタを丁寧に取ってください——苦味はこの周辺に多く含まれます。卵と砂糖が苦味を包むので、この料理はもともと食べやすい部類です。パプリカに替えると、ほぼ苦味がなくなります(下の🔬で)。
にんじんのしりしりと何が違いますか?
味の方向が違います。にんじんは甘くてやさしいので、お弁当や子ども向き。ピーマンはほろ苦く、酒の肴に寄ります。作り方はほぼ同じなので、両方覚えると使い分けられます。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で3日ほど。お弁当にも入れやすい作り置きです。冷たいままでもおいしいので温め直しは不要。食べるラー油は食べる直前にのせてください。
合うお酒
甘辛い卵とじと、ピーマンのほろ苦さ。ごはんにも酒にも合います。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——苦味には炭酸。ピーマンとビールは相性がいい組み合わせです
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——やさしい甘辛には、押しの強くない酒が寄り添います
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——みりんの甘さと重ならないように
迷ったらビール。ピーマンのほろ苦さが、炭酸でちょうどよくなります。
こういうのも合わせておすすめです
ぴーきちのつぶやき
しりしりはにんじんで作るものだと思っていたのですが、ピーマンでやったら酒のつまみになりました。同じ作り方で別の料理になります。今日もお疲れ様です🍻
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🔬 調理科学ことば:ピーマンとパプリカ(未熟な実と完熟した実)
ひとことで:ピーマンは未熟なうちに収穫した実。そのまま木で完熟させると赤くなり、甘くなる。それがパプリカの仲間。
詳しく:ピーマンとパプリカは、どちらもトウガラシ属の仲間です。決定的な違いは収穫のタイミングと品種。
①緑のピーマン=未熟な実。まだ熟していないので、苦味があり、果肉が薄い。
②赤ピーマン=同じピーマンを完熟させたもの。木で熟すと緑から赤に変わり、苦味が減って甘みが増します。栄養面でも、ビタミンCやカロテンが大幅に増える。
③パプリカ=もともと大きく肉厚な品種を完熟させたもの。苦味がほとんどなく、糖度が高い。つまり「苦い緑ピーマンが嫌いなら、完熟したものを選べばいい」ということ。緑のピーマンが苦いのは欠陥ではなく、未熟だからです。ちなみにピーマンは追熟します——常温に置いておくと、家でも赤くなることがあります(時間はかかりますが)。
「苦味は未熟さの証拠、甘みは完熟の証拠」——野菜の苦味を考えるときの、ひとつの基準になります。
このレシピでは:この料理は、ピーマンのほろ苦さを持ち味にしています。甘辛いたれと卵が苦味を包むので、苦味が「アクセント」として働く。もしパプリカで作れば、甘くて食べやすいが、酒の肴としての締まりは減ります。「苦味を消すのか、活かすのか」で素材を選ぶ——同じ作り方でも、狙いによって別の料理になります。



