⏰ 調理時間5分 🍽 2人分 🔥 火を使わない 🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約230kcal/たんぱく質9g・脂質18g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約460kcal/たんぱく質18g・脂質36g・糖質12g
アボカドと納豆を和えるだけ。先に納豆だけを混ぜて粘りを出してから、アボカドを加えます。この順番なら、アボカドが崩れずに形が残ります。
材料(2人分)
- アボカド:1個(約140g・皮と種を除いて)
- 納豆:1パック(約45g・付属のたれも使用)
- きざみ海苔:ひとつまみ
- 【A】しょうゆ:小さじ1
- 【A】ごま油:小さじ1
- 【A】コチュジャン:小さじ1
- 【A】おろしにんにく:小さじ1/2
- 【A】白いりごま:小さじ1
作り方
- ボウルに納豆と付属のたれ、【A】を入れ、糸を引いて粘りが出るまでよく混ぜる(★ここでしっかり混ぜておくと、調味料が納豆の粘りに絡んで全体に行き渡ります)。
- アボカドは種と皮を除き、2cm角に切る。
- ①のボウルにアボカドを加え、ゴムベラで底からすくうように2〜3回だけ合わせる(★練るとアボカドが崩れて全体が緑色のペーストになります)。
- 器に盛り、きざみ海苔を散らす。
おいしさのヒミツ
- 納豆の粘りが、調味料を全体に運ぶ役。先に納豆だけ混ぜておくと、あとから加えるアボカドに味が均一に乗ります
- 付属のたれは捨てないこと。だしと甘みが入っているので、これがあるぶん調味料を減らせます
- コチュジャンは辛味より旨味の担当。発酵調味料なので、小さじ1でも味に深みが出ます
よくある質問
ごはんに合いますか?
よく合います。丼にするなら卵黄を1個のせると、辛味がまろやかになって一気に食事寄りになります。
ひきわり納豆でもいいですか?
使えます。ひきわりのほうが粘りが出やすく、調味料の絡みも良くなります。粒感を楽しみたいなら普通の納豆、なめらかにしたいならひきわりで。
作り置きできますか?
アボカドが変色するので当日中に。ただし納豆と調味料を混ぜるところまでは前日にできます。当日はアボカドを切って合わせるだけになります。
合うお酒
アボカドの脂と納豆の発酵の香り。クセの強い組み合わせなので、お酒はさっぱり系を。
- 🏆 本命:よく冷えたビール——納豆とコチュジャンのクセを、炭酸と苦みが引き受けてくれます
- 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——アボカドの脂を切りたいときに
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——クセの穏やかなタイプが、納豆の香りとぶつかりません
迷ったらビール。納豆とコチュジャンには、冷たい炭酸がいちばん効きます。
ぴーきちのつぶやき
納豆を混ぜる回数にこだわりがあって、いつも50回くらい混ぜています。意味があるのか調べたことはありません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:ポリグルタミン酸(納豆のねばりの正体)
ひとことで:納豆菌が大豆のたんぱく質から作り出す、ねばりの成分。
詳しく:納豆のあのねばりは、納豆菌が大豆のたんぱく質を分解し、そこから作り出したポリグルタミン酸という物質です。名前のとおりグルタミン酸——つまり旨味成分がつながってできた鎖で、ねばりの正体が旨味の材料そのものである、という面白い構造をしています。混ぜるとねばりが増えるのは、この鎖が空気を巻き込みながらほぐれて、細かい網目になるから。そして網目が細かくなるほど、舌に触れる面積が増えて旨味を強く感じます。「納豆はよく混ぜたほうがうまい」というのは、単なる言い伝えではありません。ちなみにたれを入れるのは混ぜたあとのほうが、ねばりが立ってから味が絡むので理にかなっています。
このレシピでは:手順1で納豆だけを先に混ぜるのがこれです。粘りが出た状態は、細かい網目が調味料を抱え込める状態でもあります。そこへアボカドを入れれば、たれが均一に絡む。逆に全部いっぺんに入れて混ぜると、粘りが出る前にアボカドが崩れ、味も偏ります。「納豆を先に、具はあとから」——納豆を使う和え物すべてに応用できる順番です。

