⏰ 調理時間5分
🍽 2人分
🍺 レンジだけ・止まらない
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約180kcal/たんぱく質8g・脂質13g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約350kcal/たんぱく質16g・脂質26g・糖質12g
キャベツをレンジで1分だけ加熱して、ツナと和えるだけ。キャベツ200gが2人でぺろりと消えます。「無限」と呼ばれる料理には、ちゃんと理由があります。
材料(2人分)
- キャベツ:1/5玉(約200g)
- ツナ缶(油漬け):1缶(70g・油ごと)
- 粗挽き黒こしょう:適量
- 【A】ごま油:大さじ1
- 【A】鶏がらスープの素:小さじ1
- 【A】塩こしょう:少々
作り方
- キャベツは千切りにする(★細いほどかさが減り、たれが絡みます)。
- 耐熱容器に入れてふんわりラップをし、レンジ600Wで1分加熱する(★1分だけ。シャキシャキを残します)。
- 出た水を捨てる(★残すと味が薄まります)。
- ボウルにキャベツ・ツナを油ごと・【A】を入れて混ぜる。
- 器に盛り、黒こしょうを振る。
おいしさのヒミツ
- レンジは1分だけ。かさは減りますが、シャキシャキは残ります
- ツナは油ごと。油に旨味が溶けているので、そのまま調味料になります
- キャベツの水は捨てる。ツナの油は入れて、キャベツの水は捨てる——ここが逆だと味がぼやけます
よくある質問
生のままでも作れますか?
作れます。生だとよりシャキシャキ、加熱するとかさが減ってたくさん食べられる。生で作る場合は塩をひとつまみ振って5分置き、水気を絞ってください。
キャベツ以外だと?
白菜・もやし・きゅうり・レタスなど。水分の多い野菜ならたいてい成立します。「野菜+ツナ+ごま油+鶏がら」という組み合わせが、この料理の骨格です。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。時間が経つと水が出るので、食べる前に軽く汁気を切ってください。翌日は味がなじんで、また違うおいしさになります。
合うお酒
ごま油と鶏がら、ツナ。軽くて止まらない副菜です。
迷ったらビール。キャベツ1/5玉が消えるので、つまみとしては優秀です。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
キャベツが半分余ったときの逃げ道でしたが、気づいたら毎週作っています。名前のとおり本当に止まりません。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:「無限〇〇」が止まらない仕組み
ひとことで:塩気・油・うま味の3つが揃うと、野菜のかさが減って食べやすくなり、次の一口が欲しくなる。
詳しく:「無限〇〇」と呼ばれる料理には、共通の構造があります。
①野菜のかさを減らす——生のキャベツ200gは山盛りですが、加熱や塩もみでかさが1/3になれば、物理的に食べきれる量になる。
②油をまとわせる——油は口当たりをなめらかにし、飲み込みやすくする。しかも香り成分を運ぶので、味が濃く感じられる。
③うま味と塩気を足す——鶏がらスープの素(うま味)+ツナ(イノシン酸)という組み合わせは、野菜そのものには足りない「食べ続けたくなる味」を補う。ここに味覚の性質も関わります。単調な味は飽きが早く、複数の要素があると飽きにくい——だから塩・油・うま味・香り(ごま油)・辛味(黒こしょう)と要素を重ねるほど、手が止まらなくなる。
「無限」は感覚的な名前に見えて、実は設計が明快な料理群です。
このレシピでは:この料理は、その3要素だけでできています。レンジ1分でかさを減らし、ごま油とツナの油をまとわせ、鶏がらとツナでうま味を足す。調味料は実質2つなのに手が止まらないのは、必要な要素が過不足なく埋まっているから。「野菜を大量に食べたいときは、かさを減らして・油をまとわせて・うま味を足す」。
この形を覚えると、どんな野菜でも「無限」にできます。

