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長芋の鉄板焼き【すりおろして焼く・10分】

⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 ふわふわ・粉なし
🧊 作り置き:当日中

📊 1人分(推定):約140kcal/たんぱく質8g・脂質7g・糖質14g
🍽 全量(2人分):約270kcal/たんぱく質16g・脂質14g・糖質28g

すりおろした長芋を焼くだけ。小麦粉もだしも使いません。生ならシャキシャキ、焼けばホクホクの長芋ですが、すりおろして焼くとふわふわになります。

材料(2人分)

  • 長芋:200g
  • 卵:1個(黄身と白身に分ける)
  • めんつゆ(2倍濃縮):大さじ2
  • ごま油:小さじ1
  • 刻み海苔:適量
  • 小ネギ(小口切り):適量

作り方

  1. 長芋は皮をむいてすりおろす(★手がかゆくなる場合は、先に酢水で手を濡らす)。
  2. ボウルにとろろ・卵白・めんつゆを入れて混ぜる(★卵黄は仕上げ用に取っておきます)。
  3. フライパンにごま油を熱し、①を流し入れる
  4. 中火で表面がふつふつしてくるまで3〜4分焼く(★下面が固まってふくらんできます。理由は下の🔬で)。
  5. 器に盛り、刻み海苔・小ネギ・卵黄をのせる。卵黄を崩して混ぜながら食べる。

おいしさのヒミツ

  • 卵白だけを混ぜる。黄身を入れると重くなるので、仕上げにのせます
  • 粉は使わない。長芋自身の粘りだけでまとまります
  • ふつふつしたら火を止める。焼きすぎると縮んで固くなります

よくある質問

ひっくり返しますか?

返さなくて大丈夫です。表面がふつふつして、下面が固まれば完成——お好み焼きより「鉄板焼き」に近い、片面焼きの料理です。両面焼きたい場合は、皿を使って返して1分焼いてください。

大和芋でも作れますか?

作れます。むしろもっちり感が強くなります長芋は水分が多いのでふわふわ、大和芋は粘りが強いのでもっちり好みで選べます

作り置きできますか?

当日中、できれば焼きたてです。ふわふわ感は冷めると失われますすりおろすところまでは直前にやってください(時間が経つと変色します)。

合うお酒

長芋とめんつゆ、海苔と卵黄。まっすぐ和の味です。

  • 🏆 本命:日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——長芋と海苔は、日本酒の得意分野です
  • 🍺 キンキンに冷えたビール——ごま油の香りには炭酸も
  • 🍶 焼酎なら、麦焼酎のお湯割り(焼酎6:お湯4)——やさしい味には、穏やかな酒を

迷ったら冷酒。粉を使わないぶん、素材の味がまっすぐ出ます。

ぴーきちのつぶやき

長芋をすりおろして焼くとふわふわになると知ったときは、同じ食材とは思えませんでした。生・焼き・すりおろしで3回楽しめます。今日もお疲れ様です🍻

🔬 調理科学ことば:すりおろすと粘りが出て、焼くとふわふわになる

ひとことで:長芋は細胞が壊れると粘りが出る。その粘りが空気を抱え込むので、焼くとふくらんでふわふわになる。

詳しく:長芋をすりおろすと粘りが出るのは、細胞が壊れて、中の成分(糖とたんぱく質が結びついた物質)が外に出てくるから。この粘りには空気を抱え込む性質があります——混ぜると細かい泡が入り、そのまま保持される。ここに加熱が加わると何が起きるか。

①抱え込まれた空気が熱で膨張する

②同時に、長芋のでんぷんとたんぱく質が固まって、その形を保持する結果、ふくらんだ状態で固まる=ふわふわになる。これはメレンゲやスポンジケーキとまったく同じ原理です(あちらは卵白のたんぱく質が泡を抱える)。だから長芋は「粉なしのつなぎ」として優秀——お好み焼き、がんもどき、かるかん(和菓子)に使われるのは、この性質のためです。

ちなみに加熱すると粘りは弱まります——とろろは冷たいままが粘り、焼くとふわっとほぐれるのはこのためです。

このレシピではこの料理は、小麦粉もベーキングパウダーも使わずにふわふわにしています長芋の粘りが、そのままつなぎと膨らみの両方を担っているだから「すりおろす」という工程が絶対に必要——切っただけでは細胞が壊れず、粘りが出ません「長芋は、切る・すりおろす・焼くで3つの別の食材になる」

同じ1本から、3種類の料理が作れます。

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