⏰ 調理時間10分
🍽 2人分
🍺 丼・とろとろナス
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約560kcal/たんぱく質14g・脂質24g・糖質72g
🍽 全量(2人分):約1110kcal/たんぱく質28g・脂質48g・糖質144g
レンジで加熱したナスをユッケだれで和えて、温かいごはんにのせる丼です。青じそと卵黄が入るので、副菜として食べるナスのユッケとは別の一皿になります。
材料(2人分)
- ナス:4本(約320g)
- 温かいごはん:400g
- 卵黄:2個
- 青じそ:6枚(せん切り)
- 白いりごま:適量
- マヨネーズ:お好みで
- 【A】醤油:大さじ2
- 【A】ごま油:大さじ2
- 【A】コチュジャン:小さじ2
- 【A】おろしにんにく:小さじ1
- 【A】砂糖:小さじ2
作り方
- ナスは1cm厚さの斜め切りにし、耐熱容器に入れてふんわりラップをする。
- レンジ600Wで5分(500Wなら6分)加熱する(★4本分なので、2本のときより長めに)。
- 出た水を捨て、粗熱を取る(★熱いままだと、ごはんにのせたとき全体がぬるくなります)。
- ボウルで【A】を混ぜ、ナスを加えて和える。
- 器に温かいごはんを盛り、ナスをのせる。青じそをたっぷり散らし、中央に卵黄を落とす。白ごまとお好みでマヨネーズを添える。
おいしさのヒミツ
- ナスは粗熱を取る。冷たい具と温かいごはんの温度差が、この丼の骨格です(下の🔬で)
- 青じそはたっぷり。ごま油とコチュジャンの濃さを、香りで切ってくれます
- 卵黄は崩して混ぜる。たれと一体になって、ごはんに絡みます
よくある質問
ナスのユッケ(副菜)と何が違いますか?
青じそが入り、ごはんにのせる形です。副菜のほうは単体で酒の肴、こちらは主食として完結する丼。たれの量も倍にしてあります(ごはんに味を届ける必要があるため)。同じたれでも、役割が違います。
ナスを4本も使うのですか?
ナスは加熱すると驚くほどかさが減ります(約9割が水分)。4本でも、加熱後は2人分の丼にちょうどいい量になります。少なく感じたら、遠慮なく増やしてください。
作り置きできますか?
当日中です。卵黄は生ものですし、ごはんは炊きたてが前提。ナスを和えたところまでなら冷蔵1日持つので、翌日はごはんにのせるだけにできます。
合うお酒
コチュジャンとごま油、卵黄。がっつりした韓国風の丼です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——コチュジャンとごま油には、冷たい炭酸
- 🍶 焼酎なら、麦焼酎のソーダ割り(焼酎1:炭酸3)——〆の丼として、すっきりした蒸留酒と
- 🍋 レモンサワーは無糖タイプ——ごま油の重さをレモンの酸で切る
迷ったらビール。〆の丼として出すなら、最後の一杯になります。
もう一品、主役がほしい日に
極 牛たん入り背脂餃子
目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。
ぴーきちのつぶやき
ナスだけで丼になるのかと半信半疑でしたが、卵黄と青じそを足したら、肉がなくても十分満足できる一杯になりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:丼ものは温度差で決まる
ひとことで:温かいごはんに冷たい具をのせると、口の中で温度差が生まれて味が立体的になる。
詳しく:丼ものには大きく2つの型があります。
①全部熱い丼——親子丼、カツ丼、中華丼。湯気と一体感が持ち味で、具の熱がごはんに移り、味も染みる。
②冷たい具×温かいごはん——海鮮丼、ユッケ丼、ネギトロ丼、冷や汁。口の中に入った瞬間、温度差が生まれる。ここが面白いところで、温度差そのものが「おいしさ」として認識されます。理由は味の感じ方が温度で変わるから——甘味と旨味は温かいほど強く感じ、塩味と酸味は冷たいほうが際立つ。
だから「温かいごはんの甘み」と「冷たいたれの塩気・酸味」が、同時に別々に感じられる。さらに冷たい具は香りが立ちにくく、温かいごはんの湯気が香りを運ぶ——役割分担ができています。逆に、両方冷たいと味がぼやけ、両方熱いと具の食感が失われる。
だから海鮮丼のごはんは冷ましすぎないのが基本です。
このレシピでは:この料理で「ナスの粗熱を取る」としているのは、意図的に温度差を作るためです。熱いナスを熱いごはんにのせると、全体がぬるく、たれの塩気もぼやけます。冷ましたナスなら、ごはんの甘みとたれの塩気が別々に立つ。「丼は、具とごはんの温度を意図的に決める」。
海鮮丼でも、そぼろ丼でも、ここを意識すると味の輪郭が変わります。

