⏰ 調理時間15分
🍽 2人分
🍺 洗い物ひとつ・15分
🧊 作り置き:当日中
📊 1人分(推定):約590kcal/たんぱく質24g・脂質26g・糖質74g
🍽 全量(2人分):約1180kcal/たんぱく質48g・脂質52g・糖質148g
パスタを茹でずに、フライパンで直接煮ます。鍋も湯切りも不要。でんぷんが溶けた煮汁が、そのままクリーム状のソースになります。
材料(2人分)
- スパゲッティ(1.6mm):200g
- キャベツ:150g
- にんにく(みじん切り):1かけ
- 赤唐辛子(輪切り):適量
- オリーブオイル:適量
- 黒こしょう:適量
- 【A】水:400ml
- 【A】ツナ缶:1缶(70g・油ごと)
- 【A】コンソメ:大さじ1
- 【A】塩:ひとつまみ
作り方
- キャベツはざく切りにする。
- フライパンにオリーブオイル大さじ1とにんにく、唐辛子を入れ、弱火にかけて香りを出す。
- 【A】を加えて沸かす(★ツナは油ごと。うま味と脂の両方が出ます)。
- パスタを半分に折って入れ、キャベツも加える(★時々混ぜて、くっつくのを防ぐ)。
- 袋の表示時間どおり煮る。水分が多ければ強火で飛ばし、少なければ湯を足す(★仕上げはとろみのある煮汁が絡んだ状態)。器に盛り、オリーブオイルと黒こしょうをかける。
おいしさのヒミツ
- ツナは油ごと。捨てるとうま味とコクが半分になります
- 時々混ぜる。放置するとパスタ同士がくっついて固まります
- 水分は最後に調整。表示時間より、煮汁の状態を見て決めます
よくある質問
パスタがくっついて固まります
混ぜる回数が足りません。入れた直後の1分と、その後1〜2分おきに混ぜてください。水が少なすぎるときも起きるので、足りなければ50mlずつ足す。
水の量は変えていいですか?
パスタ100gに対して水200mlが基本。太い麺(1.8mm以上)や表示時間が長いものは、少し多めにしてください。足りなければ途中で足せるので、最初は少なめでも大丈夫です。
作り置きできますか?
できません。パスタは冷えるとでんぷんが老化して硬くなり、ソースも吸ってしまいます。作ったらすぐ食べる料理です。
合うお酒
にんにく、唐辛子、ツナ。ペペロンチーノ寄りの、油とうま味の味です。
- 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——にんにくと唐辛子には、冷たい炭酸を
- 🍷 白ワインなら、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——パスタに合わせるなら、やはりこちら
- 🍷 赤ワインなら、軽めを少し冷やして(14〜16℃)——キャベツの甘みに寄せるなら
迷ったら白ワイン。パスタと白ワインは、崩れない組み合わせです。
ぴーきちのつぶやき
鍋を出すのが面倒でフライパン1つで作ってみたら、それ以来これしか作らなくなりました。洗い物が1つで済むのが、平日の夜には何より大きいです。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:ワンパンパスタの原理(少ない水ででんぷんを残す)
ひとことで:パスタを少ない水で煮ると、溶け出したでんぷんが煮汁に残ってとろみになる。それがソースになる。
詳しく:ワンパンパスタは「たっぷりの湯で茹でて、湯を捨てる」という前提を捨てた作り方です。普通のパスタでは、乾麺100gに対して1リットルの湯を使い、茹で上がったら湯を捨てます。このとき、パスタから溶け出したでんぷんも一緒に捨てている。
ワンパンではパスタ100gに対して水200ml前後——5分の1です。水が少ないので、溶け出したでんぷんが濃い状態で残ります。このでんぷんが糊化してとろみを生み、油と結びついて乳化する——つまり煮汁がそのままソースになります。
本格的なパスタで「茹で汁を入れて乳化させる」と言われるのは、このでんぷんを使うため。ワンパンは、その茹で汁を最初から最後まで使い切る方式です。デメリットもあります——①水が少ないのでくっつきやすく、混ぜる必要がある。
②塩分濃度の管理が難しい(水が少ないぶん、塩が濃く出る)。
③アルデンテの精密なコントロールには向かない。それでも、鍋を出さず湯切りもせず、味の濃いソースが同時にできる利点は大きい。
このレシピでは:この料理では、パスタ200gに水400ml+ツナ缶の油。ツナの油とでんぷんが乳化して、クリームを入れていないのにクリーム状のとろみが出ます。キャベツを一緒に煮るのも理にかなっていて、キャベツから出る水分と甘みも全部ソースに残る。「捨てない」——ワンパンパスタは、その一言で説明がつきます。

