⏰ 調理時間10分(常温に戻す時間は別) 🍽 2人分 🍺 混ぜるだけ・和洋折衷 🧊 作り置き:冷蔵3日OK
📊 1人分(推定):約240kcal/たんぱく質6g・脂質18g・糖質12g
🍽 全量(2人分):約480kcal/たんぱく質12g・脂質36g・糖質24g
クリームチーズにしば漬けと味噌を混ぜるだけ。発酵食品が3つ重なります。クラッカーにのせても、野菜スティックにつけても、そのまま酒の肴にもなります。
材料(2人分)
- クリームチーズ:60g
- サワークリーム:30g
- しば漬け:20g
- 味噌:小さじ2
- はちみつ:小さじ1/2
- かつお節:少々
- クラッカー:適量
- 小ネギ(小口切り):お好みで
作り方
- クリームチーズを常温に戻す(★冷蔵庫から出して20〜30分。理由は下の🔬で)。急ぐ場合はラップをしてレンジ200Wで20秒。
- しば漬けは汁気を切ってから細かくみじん切りにする(★汁が入るとゆるくなります)。
- ボウルにクリームチーズ・サワークリーム・味噌・はちみつを入れ、なめらかになるまでよく混ぜる。
- しば漬けとかつお節を加え、全体を均一に混ぜる。
- 器に盛り、お好みで小ネギを散らす。クラッカーを添える。
おいしさのヒミツ
- クリームチーズは常温に戻す。冷たいままだとダマが残って、いくら混ぜてもなめらかになりません
- しば漬けの汁は切る。色も味も出すぎて、全体が紫っぽくなります
- はちみつ小さじ1/2が隠し味。味噌の塩気とチーズの酸味の間をつなぎます
よくある質問
サワークリームがないときは?
プレーンヨーグルト大さじ2を、キッチンペーパーで30分水切りしたもので代用できます。クリームチーズを90gに増やして、サワークリームを省くのでも成立します(そのぶん濃厚になります)。
しば漬け以外だと?
たくあん・野沢菜・高菜・きゅうりのキューちゃんなど、歯ごたえのある漬物ならどれでも。水分の多い浅漬けは向きません(ゆるくなります)。刻んだ梅干しを少し混ぜるのも面白い変化になります。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で3日ほど。作り置きに向く一品です。冷やすと固くなるので、食べる10分前に冷蔵庫から出しておくと、ちょうどよい柔らかさになります。
合うお酒
チーズと味噌と漬物。発酵ものが3つ重なった、和洋折衷の味です。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——クリームチーズには白ワイン。味噌が入っても崩れません
- 🍶 日本酒は、冷酒(10〜15℃)で純米酒——味噌としば漬けに寄せるなら、こちらが本命になります
- 🥂 スパークリングワインは、辛口をよく冷やして——最初の一品として出すなら泡が華やぎます
迷ったら白ワイン。ただし日本酒と合わせると、まったく違う顔を見せます。
ぴーきちのつぶやき
味噌とチーズを混ぜるのは最初ためらったのですが、どちらも発酵食品だと気づいてからは、むしろ当然の組み合わせに思えるようになりました。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:クリームチーズを常温に戻す(なめらかに混ざる温度)
ひとことで:冷たいチーズは脂肪が固まっていて、混ぜても粒が残る。常温に戻すと脂肪がゆるんで、なめらかにつながる。
詳しく:クリームチーズは脂肪分が3割ほどある、水分の多いチーズです。この脂肪は冷蔵庫の温度(4〜6℃)では固まっています——だから冷たいまま混ぜると、固い脂肪の粒がほぐれず、いくら混ぜてもダマが残ります。しかも無理に混ぜると、たんぱく質の構造が壊れて分離し、ぼそぼそになる。乳脂肪は20℃前後でやわらかくなるので、常温に20〜30分置くだけで、指で押すとすっと入るくらいになります——この状態なら、他の材料とすんなり一体になる。お菓子作りで「バターは常温に戻す」と必ず書かれているのも、まったく同じ理由です。急ぐときはレンジの弱い出力(200W前後)で短く——強い出力だと外側だけ溶けて分離します。逆に、溶かしてはいけません。溶けたクリームチーズは冷やしても元の質感には戻らないので、「やわらかくする」と「溶かす」は別のことと覚えておいてください。
このレシピでは:この料理は混ぜるだけなので、その「混ぜやすさ」が仕上がりのすべてです。冷たいまま作ると、ざらついたディップになります。そして食べるときも、冷蔵庫から出して10分置くと、クラッカーにのせやすく、口の中でも溶けやすい。「乳製品は、混ぜるときも食べるときも、冷たすぎない温度で」——チーズケーキも、バタークリームも、ディップも同じです。

