誰も来ない夜に、一人で10品つくりました。

レンジ・和えるだけ・袋で振るだけ。包丁はほとんど使っていません。材料もほぼスーパーで揃うものばかりです。
全部つくるのは大変なので、気になったものから1品でどうぞ。ここから読みたいところに飛べます。
動画でも見られます
10品つくっているところを、1本の動画にまとめています。手順の速さや、盛りつけの様子はこちらのほうが分かりやすいです。
柿ピーのはちみつクリームチーズ

甘いのかしょっぱいのか分からないまま、手が止まらなくなるやつです。クラッカーにのせると、そのままお店の一品になります。
- クリームチーズ50g
- 柿ピー小袋1(約30g)
- はちみつ小さじ2
- しょうゆ小さじ1/4
作り方
- クリームチーズを耐熱皿に入れ、600Wで15秒温めてやわらかくする
- はちみつ → しょうゆの順に加え、なめらかになるまで練り混ぜる
- 柿ピーを袋のまま手で握って粗く砕き、加えてざっと混ぜる
- 器に盛る
コツ
しょうゆを先に入れると塩気だけが立っちゃうので、はちみつが先です。
柿ピー自体にしっかり塩気があるので、しょうゆはこれ以上足さないでください。
オイスターごま油のやみつきレタス

レタスが1玉、あっという間に消えます。卵黄をくずして絡めると、味がまるくなって止まらなくなります。
- レタス小1玉(正味250g)
- 卵黄1個
- 白いりごま小さじ1
- オイスターソース大さじ1
- 塩小さじ1/6
- ごま油大さじ1
- おろしにんにく小さじ1/3
作り方
- レタスは芯を除き、手で5〜6cmにちぎる。氷水に3分さらし、水気を完全に切る
- オイスターソース → 塩 → ごま油 → おろしにんにくの順に混ぜてたれを作る
- ボウルにレタスを入れ、たれを高い位置から回しかけ、底から返すように20秒和える
- 器に盛って中央に卵黄を落とし、白ごまを散らす
コツ
塩はごま油より先に入れます。油が先だと塩が溶けず、葉の上でジャリっとしちゃいます。
揉むと水が出るので、和えるのは20秒まで。盛ったらすぐ食べてください。
切り干し大根キムチ

戻さずに漬け汁を直接吸わせます。5分でできて、冷蔵で2日おいしいので、10品作るならこれを最初に仕込みます。
- 切り干し大根(乾)15g
- 白菜キムチ30g
- キムチの漬け汁大さじ1
- めんつゆ(3倍濃縮)小さじ1/2
- 水大さじ3
- すりごま小さじ1
- 小口ねぎ適量
作り方
- 切り干し大根はさっと洗って絞る
- ポリ袋に、キムチの漬け汁 → めんつゆ → 水の順に入れ、切り干し大根を加える
- 袋の上から30秒しっかり揉む
- ざく切りにしたキムチを加えてもうひと揉みし、5分置く
- 器に盛り、すりごまと小口ねぎを散らす
コツ
水で戻さず、乾いたまま漬け汁を吸わせます。そのほうが味が芯まで入って、コリコリが残ります。
キムチは銘柄で塩気の差が大きいので、しょっぱいものを使うときは水を大さじ1足してください。
焼きそば粉ソースのうずら味玉

焼きそばの粉末ソースが余っていたら、これに使ってください。袋で振るだけで、屋台の味になります。
- うずら卵の水煮6個(汁は切る)
- 焼きそばの粉末ソース小さじ1/3
- マヨネーズ小さじ1
- 青のり小さじ1/4
- 紅生姜3g
- 天かす大さじ1
作り方
- うずら卵は水気を拭かずにポリ袋へ入れる
- 粉末ソースを加え、袋をふくらませて20回振る
- そのまま2分置く
- 器に盛り、マヨネーズを細く線がけ → 青のり → 刻んだ紅生姜 → 天かすの順にのせる
コツ
水気は拭かないでください。表面の水が粉を溶かして密着させるので、拭くと粉が落ちちゃいます。
青のりはマヨのあとに。先に振ると乾いた卵に付かず、皿に落ちちゃいます。
天かすは湿気るので、食べる直前にのせてください。
かつおのコチュジャンみそユッケ

刺身が余ったら、しょうゆではなくこれです。コチュジャンにみそを混ぜると、韓国の味がぐっと日本寄りになります。
- かつお(刺身用)100g
- 白髪ねぎ5cm分(約10g)
- 黒こしょう少々
- コチュジャン小さじ2
- みそ小さじ1/2
- 砂糖小さじ1/2
- しょうゆ小さじ1/2
- ごま油小さじ1
- おろしにんにく少々
作り方
- コチュジャンとみそを練り合わせ、砂糖 → しょうゆ → ごま油 → おろしにんにくの順に混ぜる
- 長ねぎ5cmを縦に開いて芯を除き、繊維に沿って千切りにする。水に3分さらして、しっかり水気を切る
- かつおは水気を拭き、7〜8mmのそぎ切りにする
- 食べる直前にたれで和える
- 器に盛り、白髪ねぎをのせ、食べる直前に黒こしょうを2〜3ひき
コツ
ごま油は最後に入れます。先に入れると油の膜ができて、ほかの調味料が混ざらなくなっちゃいます。
白髪ねぎは濡れたままのせないでください。たれが薄まって、そこだけ味が抜けちゃいます。
黒こしょうは食べる直前に。先に振ると香りが飛んで、辛さだけ残ります。
青のりチーズの春巻きチップス

春巻きの皮が余ったとき用です。ハサミで切って40秒揚げるだけで、袋菓子より止まらないものができます。
- 春巻きの皮(大判)3枚
- 揚げ油適量(深さ1cm)
- 青のり小さじ1/4
- 粉チーズ小さじ1
作り方
- 皮3枚を重ね、ハサミで縦半分 → 横半分 → 対角線に切り、24枚の三角にする
- 扇状に広げて1枚ずつはがす
- 170℃の油で6枚ずつ、40〜50秒。まだ薄いかな、という色で引き上げる
- 熱いうちに青のりと粉チーズを振り、ボウルであおって全体にまぶす
コツ
塩は振りません。春巻きの皮そのものに塩気があるので、足すとしょっぱくなっちゃいます。
はがし残しの2枚重ねがあると、そこだけ中がしなっとします。
冷めると粉が付かないので、上げたらすぐ振ってください。
オクラのカレーチーズ焼き

レンジ2分で、皿ごと出せる一品になります。カレー粉はほんの少しで、香りだけが立ちます。
- オクラ6本
- ピザ用チーズ30g
- しょうゆ小さじ1/3
- カレー粉小さじ1/4
- 塩少々(板ずり用)
作り方
- オクラはへたの先を切り、塩少々をふってまな板の上で転がし、さっと洗って水気を拭く
- 耐熱皿に並べ、しょうゆ → カレー粉 → ピザ用チーズの順にのせる
- ラップをかけずに600Wで2分、チーズが溶けるまで加熱する
コツ
カレー粉はチーズの下に。上に振ると焦げて苦くなっちゃいます。
板ずりの塩はしっかり洗い流してください。残ると全体が塩辛くなります。
ゴーヤの柚子胡椒ツナマヨ

ゴーヤが苦手な人にこそ食べてほしい一品です。柚子胡椒の辛さが、苦味を別のものに変えてくれます。
- ゴーヤ中1本(正味170g)
- 塩小さじ1/3
- 砂糖ひとつまみ
- ツナ油漬け缶1缶(固形50g)
- マヨネーズ大さじ2
- 柚子胡椒小さじ1/2
- 白だし小さじ1/2
作り方
- ゴーヤは縦半分に切り、ワタと種をスプーンで除いて2mmの薄切りにする
- 塩 → 砂糖の順にふって1分揉み、1分置く。両手で握って、緑の水が落ちなくなるまで絞る
- ボウルに柚子胡椒 → 白だし → マヨネーズの順に加えて混ぜる
- 絞ったゴーヤと、油を小さじ1ほど残したツナを加え、さっくり2〜3回混ぜる
コツ
砂糖はほんの少しで大丈夫。苦味の角が取れます。
柚子胡椒は先に白だしで溶いてください。マヨに直接入れると辛い塊が残ります。
ツナの油は切りすぎないほうがおいしいです。うまみと口当たりがここにあります。
せせりの山椒焼き

油をひかず、冷たいフライパンから始めます。せせりの脂だけで焼けるので、皮がパリッとします。
- せせり120g
- 塩ふたつまみ(約1g・肉の重量の約0.8%)
- 酒小さじ1
- 粉山椒少々
- レモン1/6個
作り方
- せせりは水気を拭き、焼く直前に塩をふる
- 油をひかない冷たいフライパンに広げ、弱めの中火で3分動かさない
- 返して中火で2分。脂が多ければペーパーで1回吸う
- 酒を回しかけて10秒、火を止めてから粉山椒をふる
- 食べる直前にレモンを搾る
コツ
鶏の塩は生の重量の0.8%が上限です。焼くと水分が2割抜けるので、食べるときちょうど1%になります。
山椒は火を止めてから。かけたままだと香りが飛んで、しびれだけ残っちゃいます。
切って中がピンクだったら、蓋をして弱火で30秒ずつ足してください。
豚バラと豆もやしの にんにくごまみそだれ

火を使いません。器に重ねてレンジに入れるだけで、締めになる温かい一皿ができます。
- 豚バラ薄切り肉80g
- 豆もやし100g
- にら20g
- 白すりごま大さじ1
- みそ大さじ1
- 水大さじ1
- ごま油大さじ1/2
- 酢小さじ1
- おろしにんにく小さじ1/3
作り方
- 豚バラ肉は4〜5cmに切る。にらは4cmに切る
- 器に豆もやしを入れて平らにならし、その上に豚バラを1枚ずつ広げて重ねずにのせる
- ふんわりラップをして、600Wで5分加熱する。足りないようであれば追加でレンチン
- その間にたれを作る。すりごまとみそを練り合わせ、水 → ごま油 → 酢 → おろしにんにくの順に混ぜる
- 一番厚い肉を1枚割って赤みがないか見る。赤みがなければ、にらをのせ、たれを回しかけて底から混ぜる
コツ
肉は必ず1枚ずつ広げて、重ねないでください。重なると内側だけ生で残っちゃいます。
赤みが残っていたら600Wで30秒ずつ追加してください。
にらは余熱でしんなりします。生でも食べられるので、置き時間は要りません。
蒸し汁は捨てないで、たれと一緒に混ぜます。うまみが全部そこにあります。
豚バラと豆もやしのにんにくごまみそだれ の詳しい作り方とコツ ▶
おわりに
10品といっても、火を使ったのは2つだけです。あとはレンジか、和えるか、袋で振るか。洗いものもほとんど出ません。
一度に全部つくらなくても、3品あればもう十分に一人の夜が成立します。いちばん手が止まらなかったのは⑩の豚バラでした。器に重ねてレンジに入れるだけです。
・②は生の卵黄を使います。卵は当日に買って、使う直前まで冷蔵してください
・⑤のかつおは刺身用を当日に買って、当日中に食べ切ってください。和えるのは食べる直前です
・⑩は豚肉なので、切って赤みがないか必ず確認してください
これに合わせて
この10品に合わせるなら、うちで扱っているものだとこのあたりです。
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