⏰ 調理時間15分
🍽 2〜3人分 🔥 揚げもの(フライパンでも可)
🧊 作り置き:味付け前なら3〜4日
📊 1人分(2人で分けた場合・推定):約280kcal/たんぱく質9g・脂質12g・糖質35g

冷蔵庫に春巻きの皮が半分だけ残っている。そういうことが、たまにあります。
ハサミで三角に切って、揚げるだけ。塩はほんのひとつまみで足ります。春巻きの皮そのものが、けっこうな塩気を持っているからです。
材料(2〜3人分)
- 春巻きの皮(大判):10枚(1袋・約120g)
- 粉チーズ(パルメザン):大さじ3(18g)+ 仕上げ用 小さじ1
- 粗挽き黒こしょう:小さじ1/2
- 塩:ひとつまみ(約0.3g)※これ以上は入れないでください(理由は後述)
- 揚げ油:500ml
道具:キッチンばさみ/24cmの深めのフライパン/バット+網/大きめのボウル
作り方
- 春巻きの皮を3枚ずつ重ね、キッチンばさみで縦半分 → 横半分。9.5cm角の正方形が4枚できます。
- その正方形を対角線で半分に。皮1枚から三角形が8枚とれます。
- ★切った三角形を扇状に広げて、1枚ずつ剥がします。ここだけは省かないでください。
- 油を170度に熱する。
- 8切れずつ、40〜60秒。淡いきつね色で引き上げる。
- 油を切ったら熱いうちにボウルへ。塩 → 黒こしょう → 粉チーズの順に入れる。
- 混ぜずに、ボウルごとあおる。器に盛って、粉チーズを追いがけ。

おいしく作るコツ
- 塩はひとつまみで足ります
春巻きの皮って、それだけでけっこう塩気があります。粉チーズにも塩気があるので、しっかり振ると一気にしょっぱくなります。 - 油は170度くらい
熱すぎると、水分が抜けきる前に色がついて、すぐしなっとします。ぬるいと油を吸ってベチャッとします。 - 一度にたくさん入れない
入れすぎると油の温度が下がって、べちゃっとします。8枚くらいずつが目安です。 - 上げどきは音でわかります
「ジュワァァ」という音が「シュワ…」と静かになったら、水分が抜けた合図。色は「まだ薄いかな」で上げてOKです。あとから少し濃くなります。 - 味付けは熱いうちに
冷めると粉チーズが付きません。網に上げて10秒数えたら、すぐボウルへ。 - 混ぜずに、あおる
菜箸でかき混ぜると割れます。ボウルごと数回あおってください。
📖 揚げものの温度や油の量について、もう少し詳しく知りたい方は揚げものの教科書をどうぞ。
こうなっちゃうときは
- 油っぽい……一度に入れすぎです。8枚ずつ、次を入れる前にひと呼吸おいてください。
- 焦げた……薄いので一瞬です。「まだ薄いかな」で上げるとちょうどよくなります。
- 味がムラになる……冷めてからかけると粉チーズが付きません。熱いうちに、2回に分けて。
- 翌日しなっとした……戻ります。下の「よくある質問」をどうぞ。
よくある質問
温度計がありません
切れ端を1枚落としてみてください。2〜3秒で浮いてきて、細かい泡が勢いよく出れば170度前後です。同じ材料で試すのが一番正確です。
油をたくさん使いたくありません
24cmのフライパンに油200ml(深さ5mmほど)でもできます。1回6切れまで、片面20秒 → 返して20秒。浅いので必ず返してください。時間は倍かかりますが、仕上がりはほぼ同じです。
この揚げ油はきれいなまま残ります。肉や魚を揚げたときと違って、ほとんど汚れません。茶こしで濾せば、次にそのまま使えます。
作り置きできますか
味付け前の素揚げの状態なら、常温で3〜4日。完全に冷ましてから、乾燥剤(お菓子の袋に入っているシリカゲルで十分)と一緒に密閉容器へ。
味付け済みは当日中です。粉チーズが湿気を吸います。冷蔵庫はNG(出し入れのたびに結露します)。
⚠️ 熱いうちにフタをしないでください。自分の水蒸気を閉じ込めて、翌朝には全部しなります。
しなってしまいました
戻ります。揚げ直しは要りません。湿気を吸っただけなので、もう一度かるく水気を飛ばしてやれば大丈夫です。
- トースター(1000W):網に重ならないよう広げて2〜3分
- レンジ(600W):キッチンペーパーの上に広げて30〜40秒(10秒オーバーで焦げます)
どちらも取り出して1〜2分冷ましてから食べてください。熱いうちはしんなり感じますが、冷めた瞬間にパリッと戻ります。
味を変えたいとき
のり塩チーズ
粉チーズを大さじ2に減らして、青のり小さじ1を追加。順番は黒こしょう → 青のり → 粉チーズです。青のりは香りが飛びやすいので、粉チーズで上から封じます。
レモンの皮でひとひねり
黒こしょうを小さじ1に増やして、仕上げにレモンの皮のすりおろしを1/4個分。皮だけ使ってください(果汁は水気なのでNGです)。揚げたてに削ると、香りがふわっと立ちます。
明太マヨをつけて食べる
チップスは基本のまま、別添えで。明太子1/2腹(薄皮を除く)→ マヨネーズ大さじ3 → レモン汁小さじ1の順に混ぜます。
つけて食べるものなので、少し濃いめに作るとちょうどよくなります。ディップは食べる直前に出してください(先に出すとチップスが湿気ます)。
合うお酒
よく冷えたラガービール。炭酸が口の中の油の膜を洗い流して、ホップの苦味が塩気の輪郭を立てます。粉チーズの乳脂肪と麦芽の香ばしさは、どちらも「加熱で生まれた香り」なので喧嘩しません。
濃いめのハイボールもよく合います。ただし基本の味にはレモンを入れないほうがいいです(黒こしょうの香りとぶつかります)。
ぴーきちのつぶやき
春巻きの皮って、いつも中途半端に余ります。
この形にしておくと、余りものが一番喜ばれる一皿に変わります。子どもは何も言わずに手が伸びるし、大人はビールを開けます。1袋100円ちょっとで、これだけ場が持つものはあまりないと思います。
揚げたてを、熱いうちにどうぞ。
こういうのも合わせておすすめです
このチップス、正直に言うとビールが止まらなくなります。もう一品なにか出したくなったときに。
ほかにも、ぴーきちが選んだものを置いています。



