⏰ 調理時間20分
🍽 2人分
🍺 切り分けて食べる・具だくさん
🧊 作り置き:冷蔵2日OK
📊 1人分(推定):約300kcal/たんぱく質20g・脂質22g・糖質6g
🍽 全量(2人分):約600kcal/たんぱく質40g・脂質44g・糖質12g
ほうれん草と玉ねぎを先に炒めてから卵に混ぜ、両面を焼きます。巻きません。具材の水分を飛ばしておくのが、水っぽくしないための唯一の条件です。
材料(2人分)
- 卵:4個
- ほうれん草:1/2束(約100g)
- 玉ねぎ:1/4個(約50g)
- ミニトマト:5個
- ピザ用チーズ:40g
- オリーブオイル:大さじ1
- 【A】塩・粗挽き黒こしょう:各少々
- 【A】顆粒コンソメ:小さじ1
作り方
- 玉ねぎは薄切り、ほうれん草は4cm長さに切る。ミニトマトは半分に。
- フライパンにオリーブオイルの半量を熱し、玉ねぎとほうれん草に軽く塩を振って、水分が飛ぶまで2〜3分炒める(★理由は下の🔬で)。粗熱を取る。
- ボウルに卵を溶き、【A】・炒めた野菜・ミニトマト・ピザ用チーズを加えて混ぜる。
- フライパンに残りのオリーブオイルを熱し、卵液を流し入れる。蓋をして弱火で5分焼く。
- 底が固まったら、皿を使って裏返し、蓋をせずにさらに3分焼く。
- 切り分けて器に盛る。
おいしさのヒミツ
- 野菜は先に炒めて水を飛ばす。生のまま入れると、卵が固まらず水っぽくなります
- 粗熱を取ってから卵に混ぜる。熱いまま入れると、混ぜている間に卵が固まりはじめます
- 1面目は蓋をして、2面目は蓋なし。最初は蒸して中まで、次は水分を飛ばして焼き固めます
よくある質問
裏返すのが不安です
フライパンより一回り大きい皿をかぶせて、フライパンごとひっくり返すのが確実です。皿の上に乗ったオムレツを、そのままフライパンへ滑らせます。それでも不安なら、蓋をしたまま弱火で8分焼けば、裏返さなくても火は通ります(焼き色はつきません)。
具材は変えられますか?
自由に変えられます。ただし水分の多い野菜(ズッキーニ・なす・きのこ)は必ず先に炒めて水を飛ばしてください。じゃがいもはレンジで加熱してから。ベーコンやウインナーは炒めるだけで大丈夫です。
どのくらい日持ちしますか?
冷蔵で2日ほど。冷めてもおいしいので、切り分けてお弁当にも入ります。温め直しはレンジ(600Wで1分)。温めすぎると水が出るので短めに。
合うお酒
チーズとトマト、ほうれん草。洋風のやさしい味です。
- 🏆 本命:白ワインは、辛口をよく冷やして(8〜10℃)——卵とチーズの料理には、白ワインがまっすぐ合います
- 🍺 キンキンに冷えたビール——最初の一品として出すなら炭酸も
- 🥂 スパークリングワインは、辛口をよく冷やして——朝食にも出せる料理なので、泡と合わせると休日らしくなります
迷ったら白ワイン。切り分けて出すと、それだけで一皿になります。
ぴーきちのつぶやき
オムレツを巻くのを諦めてから、卵料理のレパートリーがむしろ増えました。切り分けるほうが人数にも対応しやすいです。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:具入り卵料理は、具の水を先に飛ばす
ひとことで:野菜から出る水は、卵が固まるのを邪魔する。だから先に炒めて水分を減らしてから混ぜる。
詳しく:卵が固まるのは、熱でたんぱく質が変性してつながり、網目を作るからです。ところがこの網目は、水が多すぎると十分に密にならず、ゆるいままになります。だから水分の多い具を生のまま入れると、加熱中に水が出て、卵が「固まりきらない・水が浮く」状態になる。
しかも時間が経つとさらに水が分離します(茶碗蒸しやプリンで水が浮くのと同じ現象)。対策は単純で、具の水分を先に減らしておくこと。
①炒めて水を飛ばす(玉ねぎ・ほうれん草・きのこ・ズッキーニ)。
②レンジ加熱して水を捨てる。
③塩もみして絞る。
④水気を拭く(トマト、缶詰)。もうひとつ、粗熱を取ってから卵に混ぜるのも大事です——熱い具を入れると、混ぜている段階で卵が部分的に固まり、均一に焼けません(ひき肉料理で玉ねぎを冷ますのと同じ理由)。
このレシピでは:この料理は具が多いので、この処理をしないとほぼ確実に失敗します。ほうれん草は特に水分が多く、100gから大さじ2〜3の水が出ます。ミニトマトを切ったまま入れているのは、加熱時間が短く、皮に守られて水が出にくいから——だから炒めなくて大丈夫です。
「卵に混ぜる前に、具の水を減らす」。オムレツ、キッシュ、茶碗蒸し、卵焼き、全部同じ前提です。

