⏰ 調理時間5分
🍽 2人分 🔥 火を使わない
🧊 作り置き:向きません(当日中に)
📊 1人分(推定):約320kcal/たんぱく質29g・脂質20g・糖質4g
🍽 全量(2人分):約640kcal/たんぱく質58g・脂質39g・糖質7g
マグロとアボカドを同じ大きさに切って和えるだけ。卵黄は最初から混ぜません。1口目はわさびのキレ、崩してからはまろやか——1皿で2つの味になります。
材料(2人分)
- マグロ(刺身用):200g
- アボカド:1個(約140g・皮と種を除いて)
- 卵黄:1個(約17g)
- 白いりごま:小さじ1
- 【A】しょうゆ:大さじ2
- 【A】わさび:小さじ2
- 【A】ごま油:小さじ1
- 【A】レモン汁:少々
作り方
- マグロとアボカドを同じ2cm角に切る(★大きさをそろえると、一口で両方が入ります)。マグロはキッチンペーパーで表面の水気を拭く。
- ボウルに【A】を入れ、わさびが完全に溶けるまで混ぜる(★粘度が高いので、先に液体に溶かさないとダマになります)。
- ①を加え、ゴムベラで2〜3回だけ合わせる。
- 器に盛り、中央に卵黄をのせて白いりごまを振る。
おいしさのヒミツ
- マグロの赤身は脂が少なく、アボカドは脂が多い。この組み合わせは、片方に足りないものをもう片方が補う関係になっています
- レモン汁を少し入れるのはアボカドの変色を遅らせるため。味を変えるほどは入れません
- 卵黄を崩すと、たれ全体がまろやかになります。しょうゆ大さじ2という強めの味付けが成立するのは、最後にこれが入るからです
よくある質問
マグロの部位は?
赤身がおすすめです。アボカドの脂があるので、中トロだと脂が重なりすぎます。予算面でも赤身のほうが向いています。
ごはんに合いますか?
丼にできます。丼にするなら、しょうゆを大さじ1.5に減らしてください。ごはんと一緒だと、この味付けでは濃く感じます。
作り置きできますか?
生のマグロとアボカドなので当日中に。たれは冷蔵3日持つので、作っておけば切って和えるだけになります。
合うお酒
マグロの旨味とアボカドの脂、わさびの刺激。和のつまみとして完成しています。
- 🏆 本命:日本酒の辛口を、花冷え10℃で——マグロの旨味と米の旨味が同じ方向。わさびの香りも邪魔しません
- 🍷 白ワインなら、辛口を8℃で——アボカドの脂をワインの酸が流します
- 🍺 よく冷えたビール——気軽に出すなら、これがいちばん
迷ったら日本酒。マグロとわさびがそろえば、答えは決まっています。
ぴーきちのつぶやき
卵黄を崩すタイミングをいつも迷います。早く崩すともったいない気がして、結局最後まで残していることがあります。今日もお疲れ様です🍻
🔬 調理科学ことば:レシチン(卵黄が全体をまとめる理由)
ひとことで:卵黄に含まれる、水と油をつなぐ成分。
詳しく:卵黄にはレシチンという成分が含まれています。これは片方が水になじみ、もう片方が油になじむという二面性を持った分子で、水と油の境目に並んで両者をつなぐ働きをします。マヨネーズが油と酢で分離しないのは、卵黄のレシチンが油の粒を一つずつ包んでいるから。
つまり卵黄は「味をまろやかにする」だけでなく、物理的に全体を一つにまとめる道具でもあります。すき焼きの生卵、カルボナーラの卵黄、ユッケの卵黄——どれも同じ働きをしています。
このレシピでは:しょうゆ大さじ2という強めの味付けが成立するのは、最後に卵黄が入るからです。崩した瞬間、レシチンがしょうゆの水分とごま油をつなぎ、全体が一体になる。だから最初から混ぜてしまうと、1口目のキレが失われます。「途中で味が変わる料理」として設計されているので、崩すのは半分食べてからがおすすめです。

