スーパーのチーズ売り場、けっこう種類があります。でも家のごはんで使うものは、だいたい決まっています。
うちのレシピによく出てくるのは、この5つです。それぞれ役割が違うので、そこだけ押さえておくと迷わなくなります。
うちでよく使う5つ
| 役割 | ひとことで | |
| とろけるチーズ | 溶かす | 伸びる・とろける。加熱するもの用 |
| 粉チーズ | かける | 溶けない。塩気と旨味を足す |
| クリームチーズ | 混ぜる | 和え物・ディップの下地 |
| バター | 香りをつける | 最後にひとかけ |
| ヨーグルト | 水を切る | 切るとチーズに近づく |
① とろけるチーズ(ピザ用)
加熱して伸ばすためのチーズです。
気をつけたいのは加熱しすぎ。強火で長く火を入れると、油が浮いてボソボソに分かれてしまいます。弱めの火で、溶けはじめたら火を止めて余熱で——これでとろっとした状態が保てます。
逆に、フライパンに直接広げてしっかり焼くとカリカリになります。これはこれでおいしいので、狙ってやるぶんには失敗ではありません。
使っているレシピ:ウインナーとキャベツのチーズオムレツ/厚揚げのチーズ焼き/じゃがいもと豚ひきのチーズガレット/納豆チーズ油揚げ
② 粉チーズ(パルメザン)
こちらは溶かすものではなく、かけるものです。長く寝かせて水分が少ないので、加熱してもとろけません。そのかわり塩気と旨味が強いのが特徴です。
⚠️ けっこう塩気があります。粉チーズを使うレシピでは、塩を控えめにしておくとちょうどよくなります。
かけるときは熱いうちに、少しずつ2回に分けて。冷めたものにかけると付かずに落ちますし、一度に入れるとダマになります。
使っているレシピ:春巻きの皮チップス/アボカドとパルミジャーノの磯わさび和え/磯辺ちくわ天
③ クリームチーズ
混ぜて使うチーズです。和え物やディップの下地になります。
冷蔵庫から出したては固くて混ざりません。10〜15分ほど室温に置いてから使うと、すっと混ざります。急ぐときはレンジで10秒ずつ様子を見ながら。
塩昆布・明太子・しば漬けのような塩気の強いものと合わせると、それだけで一品になります。
使っているレシピ:長芋とクリームチーズのデリ風ポテトサラダ/サーモンとクリームチーズの塩昆布和え/しば漬けと味噌のクリームチーズディップ/スモークサーモンのポテトロール
④ バター
味というより香りをつけるものだと思っています。
入れるのは最後。火を止めてから溶かすと香りが残ります。最初から入れて煮込むと、香りが飛んでしまってもったいないです。
使っているレシピ:明太バター豆乳そうめん
⑤ ヨーグルト
そのまま食べるものですが、水を切るとチーズに近い食感になります。
やり方は簡単で、ざるにキッチンペーパーを敷いて、冷蔵庫で数時間置くだけ。ひと晩置くとかなり固くなります。出てきた水は捨てずに、スープや飲み物に使えます。
使っているレシピ:水切りヨーグルトのカプレーゼ
保存のこと
- とろけるチーズ……冷凍できます。凍ったまま使えます
- クリームチーズ……冷凍するとぼそぼそします。凍らせたものは、加熱して混ぜる料理に回してください
- 粉チーズ……商品によって常温と冷蔵があります。袋の表示に従ってください
- 共通……乾燥とカビが敵です。開けたらしっかり口を閉じて、早めに使い切る
こうなっちゃうときは
- とろけるチーズから油が浮いて分かれた……火が強すぎ、または長すぎです。溶けはじめたら火を止めて余熱で
- 粉チーズが器の底にたまる……冷めてからかけています。熱いうちに、2回に分けて
- クリームチーズが混ざらない……冷たいままです。室温に戻してください
- チーズを入れたら味が濃くなりすぎた……チーズ自体に塩気があります。塩は後から足すようにすると、やり直しがききます
こちらもどうぞ
揚げものと合わせるときは、揚げものの教科書もどうぞ。
ぴーきち商店から
乳製品つながりで、うちで扱っているものを。
グリークヨーグルト……国産の牛乳と乳酸菌だけで、3日かけて作られたものです。スプーンを逆さにしても落ちないくらい濃厚で、クリームチーズのような食感。水切りしなくても、そのまま和え物やディップの下地に使えます。
ほかにも、ぴーきちが選んだものを置いています。

