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はんぺんのキムチーズ焼き【10分・トースターだけ】

⏰ 調理時間10分
🍽 2人分 🔥 トースターだけ
🧊 作り置き:向きません(当日中に)

📊 1人分(推定):約230kcal/たんぱく質13g・脂質14g・糖質10g
🍽 全量(2人分):約450kcal/たんぱく質26g・脂質28g・糖質20g

はんぺんに切り込みを入れてチーズを詰め、上からキムチとチーズを重ねて焼くだけ。火加減の判断もフライパンの見張りも不要で、トースターに入れたら5分放っておけます。

材料(2人分)

  • はんぺん:1枚(約110g)
  • キムチ:60g
  • ピザ用チーズ:60g
  • マヨネーズ:大さじ1
  • 小ネギ:2本(約10g)

作り方

  1. はんぺんを4等分に切り、切った断面に横から深く切り込みを入れる(★底まで切らないよう、包丁を止める位置を決めてから入れます)。
  2. 切り込みにチーズを半量(30g)詰める。
  3. アルミホイルを敷いた天板に並べ、上にキムチ・残りのチーズ・マヨネーズを乗せる。
  4. トースターで5分。チーズに焼き色がついたら取り出す(★はんぺんはすでに火が通っているので、加熱の目的はチーズを溶かすことだけ。焼きすぎるとはんぺんがしぼみます)。
  5. 小ネギを散らす。

おいしさのヒミツ

  • チーズを内と外の2箇所に分けて使うのが要点。中のチーズは溶けてとろりと流れ、外のチーズは焼けてカリッとする。同じ食材から2つの食感が出ます
  • はんぺんはすり身に山芋と卵白を混ぜて空気を含ませた食品。この気泡がキムチの水分とチーズの脂を吸うので、味が中まで入ります
  • マヨネーズは味付けというより焼き色をつけるための道具。卵と油を含むので、乗せた部分だけこんがり焼けます

よくある質問

魚焼きグリルやオーブンでもできますか?

できます。魚焼きグリルなら弱火で3〜4分、オーブンなら200℃で7〜8分が目安。どれもチーズに焼き色がついた時点で完成なので、時間より見た目で判断してください。

キムチの汁は入れたほうがいいですか?

汁は軽く切ってください。汁ごと乗せると焼いている間に水分が出て、はんぺんがべちゃっとします。辛みを強くしたい場合は、汁ではなくキムチの量を増やすほうが失敗しません。

作り置きできますか?

チーズが固まって食感が変わるので当日中に。ただし切り込みを入れてチーズを詰めるところまでは前日にできます。ラップをして冷蔵しておけば、当日はキムチを乗せて焼くだけです。

合うお酒

キムチの辛味、チーズの塩気、はんぺんの淡白さ。パンチのある味なので、お酒は流す役に回ってもらいます。

  • 🏆 本命:キンキンに冷えたビール——熱々のチーズに冷たい炭酸。トースターから出してすぐ、この一杯が最高です
  • 🥃 ハイボールは、ウイスキー1:強炭酸4——氷を詰めたグラスに注いで縦に1回だけ混ぜる。チーズの脂を切ってくれます
  • 🍋 レモンサワーは、甲類焼酎1:強炭酸3+生レモン1/2個——キムチの辛さをレモンの酸味がすっと流します

迷ったらビール。熱いものと冷たいものを交互に、が一番わかりやすい正解です。

もう一品、主役がほしい日に

極 牛たん入り背脂餃子

目黒の名店『中華味一』の大将と、10年かけて共同開発した餃子です。大きめに切った牛たんのコリコリした食感と、焼いた瞬間にあふれる背脂と地鶏スープ。冷えたビールのために作りました。

くわしく見る →

ぴーきちのつぶやき

4等分と書きましたが、焼き上がりを待っている間に1切れ減っていることがあります。2人分と書いてある皿が1.5人分で出てくる家です。今日もお疲れ様です🍻

あわせて読みたい

🔬 調理科学ことば:気泡(はんぺんはなぜ味を吸うのか)

ひとことで:食品の中に閉じ込められた無数の小さな空気の部屋。

詳しく:はんぺんは、魚のすり身に山芋と泡立てた卵白を混ぜて空気を抱き込ませ、ゆでて固めた食品です。断面が白くふわふわなのは、この気泡がそのまま残っているから。同じすり身から作られるちくわやかまぼこと食感がまるで違うのは、空気の量の差です。

気泡を多く含む食品は、加熱されると中の空気が抜けて、その隙間に周りの汁や脂を吸い込みます。厚揚げや油揚げが煮汁を吸うのも、パンがスープを吸うのも同じ原理。逆に言えば、吸わせたい料理では加熱が必要で、吸わせたくないなら加熱を短くするということでもあります。

このレシピでは:はんぺんの気泡が、キムチから出る汁とチーズから溶けた脂を吸い込みます。だから淡白なはんぺんが、噛んだ瞬間に辛味とコクを返してくる。ただし焼きすぎると空気が抜けきってしぼみ、ふわふわ感が失われます。チーズに焼き色がついた時点で止めるのは、見た目のためではなく食感を守るため。

はんぺんは「温める」料理であって「焼き込む」料理ではないと覚えておくと失敗しません。

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